重要文化財 氣比神宮大鳥居 修繕事業

大鳥居工事中

趣意書

 当神宮の主祭神伊奢沙別命は笥飯大神、御食津大神とも称し、悠久二千有余年、天筒の嶺に霊跡を垂れ、境内の聖地(現在の土公)に降臨したと伝承、今に神籬磐境の形態を留めております。文武天皇の大宝二年(七〇二)、勅命により当宮が修営、皇室の祖神として崇められる第十四代仲哀天皇、神功皇后を合祀され本宮となし、後に日本武尊、応神天皇、玉姫命、武内宿禰命を奉斎「四社之宮」とし当宮が創建されました。伊奢沙別命は御食津大神たる由縁が記紀に語られ、上古より北陸道総鎮守として、海には航海安全、水産漁業隆昌、陸には産業発展と衣食住の平穏にご神徳、霊験著しく鎮座されております。地元福井県はもとより京阪神、中京圏をはじめ全国より厚いご信仰を集めております。
 扨て、現在の当神宮大鳥居は、平安時代(八一〇年)東参道口に建立された初代に次ぐ二代目、今より三百七十二年前の正保二年(一六四五年)、小浜藩主酒井忠勝の再建によります。旧神領地佐渡国鳥居ヶ原から伐採の榁樹一木で建立された高さ三十六尺(一〇・九メートル)、柱間二十四尺(七・三メートル)の木造両部型本朱漆塗。春日大社、厳島神社の大鳥居と並ぶ日本三大木造鳥居として名高く、これまで遠近より多くの参詣者を迎え入れ、その造形美、本朱漆塗の艶やかな色彩を以って参詣者に感銘を頒け与えて参りました。昭和二十年の敦賀空襲では境内建造物が悉く焼失する中、唯一その戦火を免れ現在も敦賀市のシンボルとして堂々と聳え立っております。然しながら建立以来、長い歳月、風雨に晒されることから、記録では江戸時代中期より修繕が行われ、幕末の嘉永六年(一八四九)以降は概ね約三十年毎に塗替修繕が行われ、最近では昭和六年、三十七年、六十二年と、その時代毎に漆塗り替え及び修繕工事が繰り返し行われて参りました。この度平成二十七年に調査した結果では、漆塗劣化・剥落が進行し、木部の腐朽、又前回修理の矧木の欠失等により、建造物としての存続が危ぶまれ、早急に修繕工事が必要である旨が報告されました。これを受け、国、県、市と連絡を取り本工事を計画、奉賛活動を含む本事業を完遂すべく準備を取り進めて参りました。
 近年、周辺地域では交通網が著しく発展し、平成二十六年七月には舞鶴若狭自動車道が敦賀まで延伸し全線開通が実現、更に今から六年後を予定とする北陸新幹線の敦賀延伸にも大きく期待が寄せられております。そして昨秋、当神宮の境内全域が「名勝 おくのほそ道の風景地 けいの明神」として指定を受ける等、今後の年間参詣者の更なる増加が見込まれております。このような著しい環境の変化によって早急に境内の美化整備が必要とされる中、観光資源として重要な役割を担い、且つ、歴史的にも建造物としても価値の高い大鳥居の修繕工事を成し遂げ、遠近より訪れる参詣者の期待に応え、世に誇れる貴重な文化財を末永く後世に護り伝えて参りたいと存じます。
 就きましては、誠に恐縮に存じますが、氏子・崇敬者皆様方の絶大なるお力添えを賜わり、本事業を滞りなく完遂致したく、茲に「大鳥居修繕工事」の趣意を申し述べて、深いご理解と格別なるご協賛を懇願申し上げる次第であります。

平成二十九年四月吉日

氣比神宮責任役員 総代会代表 神谷 保男
氣比神宮宮司 福本 祐喜

御奉賛について

 氣比神宮の「大鳥居」は江戸の創建よりこれまで幾度も改修工事を重ねて参りました。これより後も日本三大木造鳥居として誇れる貴重な文化財を永く後世に継承して参りたく存じます。ご崇敬の皆様には、工事趣旨をご理解戴き、工事完遂に向けて格別なるご奉賛を賜わりますよう懇願申し上げます。

◎ 奉賛金の受付方法

・ 「神社社頭にてご納入」もしくは「郵便局 指定口座へお振込」が可能です。
・ 三千円よりお受けいたします。
・ 竣工後、下記の待遇表により改めて御礼、 御挨拶申し上げます。(平成三十年春頃を予定)

◎ 奉賛者へのご待遇

奉賛金 記念碑に刻銘 奉祝祭ご案内
(竣工後)
感謝状贈呈 芳名板
(2年間掲載)
記念品贈呈
30万円以上
3万円以上
1万円以上
5千円以上
※奉賛金は三千円より有り難く承ります。

◎ 大鳥居修繕事業の概要

工事名称 「重要文化財 氣比神宮大鳥居美装化工事」
工事の目的 地域の代表的な文化財である氣比神宮大鳥居の塗替修繕を行うことで、その文化財的 観光的価値を高める事を目的とする。
修復の内容 劣化漆の掻き落とし、塗装(漆塗)工事、木部の補修等
施工 株式会社 小西美術工藝社
設計監理 あめりか屋建築事務所
総事業費 約一億二千万円

◎ 事業内訳

修繕工事費 約八千万円
付帯工事費及び記念行事費 約二千万円
周辺境内美化事業費 約二千万円
助成金 依頼中
竣工(予定) 平成二十九年十二月末

◎ 資料・お振込用紙のご請求

資料、お振込用紙をご希望の方は、下記フォームよりご請求ください。
なお、お預かりした個人情報は、氣比神宮大鳥居修繕事業奉賛金受付活動にのみ使用させていただきます。
(参考:個人情報保護方針)

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